みなさんは福利厚生という言葉から、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

家賃補助や寮の整備など、生活そのものを支援するものに加え、かつては、慰安旅行や保養施設など、画一的ながらも従業員の余暇の質を上げようという施策が多くありました。
では、人々のライフスタイルや趣味・余暇が多様化する昨今では、どういった福利厚生が用意されているのでしょうか?

まずは、休暇制度。ウェブマーケティングを手がける「ギャプライズ」。同社では、一風変わった休暇の取得が認められています。例えば『サプライズ休暇』。「誰かを本気で驚かし、喜ばせたい!」という人が、その準備のために休暇をとることが認められています。
また『オシャレ半日休暇』は、バーゲンに出かけるための休暇で、さらに自己研鑽のためのセミナー参加や研究のために『ライズ休暇』という休みをとることも可能です。

-shared-img-thumb-PA151026263510_TP_V

「リクルート」でも休暇の取得を後押し。勤続3年以上の社員であれば誰でも、最大28日間の連続休暇をとることができます。しかも、その際一律30万円の手当を支給。経済状況を気にすることなく、休暇を存分に活用することが出来そうです。

次は社員の健康を支援する制度。「GMOインターネット」では、社内にマッサージや昼寝スペースを完備。万全の体調で仕事に臨むことが出来ます。社員の健康管理と言う面では、「株式会社ゆめみ」の施策もユニークで、特に若手社員に健康意識を高めてほしいと、月に一回有機野菜を無料で支給しているそうです。「Eyes,JAPAN」では、バナナやオレンジを提供し、朝食を抜いて血糖値が下がっている社員を応援しているんだとか。さらに「サトー」では非喫煙手当があるので、ノンスモーカーは二重に嬉しい環境です。

社員の恋愛成就を願った制度もちらほら。「コントロールプラス」では、『デート支援金』と称して、東京から1km離れるごとに100円が支給されているそうです。これは北海道への旅行なら、およそ9万円の支給となる試算なので、かなり大きな軍資金になるのではないでしょうか。「ツナグ・ソリューションズ」では、大切な人の誕生日に『LOVE休暇』を取得可能。こちらも1万円までの支給つきです。もし破局してしまっても、『失恋休暇』を取得できるのが「Hime&company」。会社の後ろ盾を得て、仕事だけでなく、恋にも力を注げそうですね。

omoshiro-fukurikousei02

もっと直接的に、給与以外のお金が欲しい!というあなたにはこちら。「日本食研」の社内年末宝くじはいかがでしょう。一等100万円が5本、二等50万円が10本用意され、社員の家族が引ける「お年玉くじ」まで用意される充実ぶり。

いかがだったでしょうか。生活支援や余暇の援助に留まらず、従業員ひとりひとりの自主性を後押しする制度の数々。あなたの会社には、素敵な福利厚生制度、ありますか?

<参考>
http://matome.naver.jp/odai/2136522858638960301
http://matome.naver.jp/odai/2134156218579418901?&page=3
http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/064774/
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/category/014/company_system/