毎日の仕事にやる気ややりがいを感じていながらも、時にはテンションが下がってしまうことがありますよね。

人が集中力を持続させることができる時間は、約50分間と言われています。どんなに集中力に自信がある人でも、勤務時間中ずっとその集中力を保つということは、不可能に近いことなのです。

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効率よく仕事をするためには、適度にリフレッシュすることが不可欠。
各社では、様々なリフレッシュ方法が取り入れられています。
スナック菓子で有名なカルビー株式会社では、毎日席替えをするそうです。会社のフロアには200人ほどおり、席だけではなく、部署もごちゃまぜ。

しかし、だからこそ毎日違った新鮮な気持ちで仕事に臨むことができるそうです。
隣に座る人が毎回違うため、隣から聞こえてくる会話や電話口での内容も当然日替わりですが、それによって他の人がどのような仕事をしているか知ることができるというメリットもあるそうです。

メディア事業や広告事業などを手掛ける株式会社ボヤージュでは、渋谷にある本社の社内に「AJITO」というバーを設け、就業時間以降にアルコール類を無料で提供しています。
内装は、社内にあるバーとは思えないほどとてもおしゃれ。社名である「voyage」に因み、航海をイメージした大きなオブジェや間接照明など、どこかのお店に来たような雰囲気で、社員に大変人気があるそうです。

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一枚板のカウンター越しにある大きなガラスの向こうには、渋谷の夜景が一望でき、眺めているだけで一日の疲れがリフレッシュできる雰囲気。
社員同士の憩いの場となっており、男性も女性も、年齢問わず立ち寄るコミュニケーションの場となっているそうです。

串焼きからイタリアンまで、幅広くフード事業を手掛ける㈱KUURAKU GROUPでは、社員の眠気覚ましのために、社内にトランポリンを設置しています。
実はこちらのトランポリンは、ペナルティ用。会議中に眠くなってしまった社員に対し、これを使うように勧めるのだそうです。

リフレッシュの仕方によっては仕事の効率が飛躍的に上がると言われています。
社員が気持ちよく快適に働くことのできる会社は、「社員力」が高いもの。社員のために環境を整えることは、会社にとっても有益なこととだといえるでしょう。