創業ストーリー
変革時代の保険業界で求められる存在に
2016年5月の改正保険業法の施行に伴い、保険業界は大きな節目を迎えようとしています。これまで保険会社で代理店の管理、指導を担当していた社長は、保険代理店の方々から法律改正に関する不安の声のみならず、代理店の廃業、合併といった選択をせざるを得ない厳しい現状を目の当たりにしてきたそうです。
そもそも、「何がどのように変わるのか」という情報の整理から、保険代理店の体制整備が義務付けられ、この先、内部監査が必須になっていくであろうことへの対策について、話を聞きながら相談にのっているうちに、今後、保険代理店の経営者の方々が経営や法律に基づく体制整備を相談したり、サポートしてくれる機関が求められるのではないかと感じました。
そこで、2015年8月、保険業界の仲間や法律に詳しい知人と共に保険代理店を監査、指導支援する会社を立ち上げ、
創業して間もなく鹿児島支店の創設に踏み切ったリーガル・ブレイン。同じ九州とはいえ、九州北部エリアと南九州エリアでは保険代理店の経営者の方々の価値観や情報の浸透度にどうしても差が出てしまうので、九州を両面から平均的にフォローしていきたいと考え、南九州エリアの拠点として鹿児島の地を選びました。
そして、永年保険会社に勤めていた永谷豊さんとの出会い。永谷さんの知識と経験、鹿児島での人脈、何より意欲溢れる姿勢に惹かれたことで、当初の鹿児島支店開設計画を早め、経営陣側としての取締役支店長を任せることに決めたといいます。
会社として走り始めたばかりのリーガル・ブレイン。保険代理店からの問い合わせはどんどん増えているということですが、2016年5月には中国、四国エリアへの事業拡大も計画しており、これからますます加速、成長していくことが期待されます。
このシゴトで一番大変なこと
経営者意識として、常にアンテナを張ることが必要
様々な保険代理店の経営者の方と対等な立場で話すので、意見がぶつかったり理解して頂くために時間がかかることもあり、体力的にも精神的にも厳しい仕事です。
覚えることもたくさんあり、お客様対応などの業務をしながら専門知識を深めるための勉強も必要になるので、時間が足りないと感じる時もあるそうです。
私たちの10年後
保険代理店が安心して頼れる弁護士的な存在に
まずは改正保険業法の施行に伴う保険代理店の疑問や不安を払拭できるようにサポートすることが目標だそうです。「保険代理店の方々が安心して法律の改正を受け入れられた時に初めて、私たちもひとつの手応えを得られるのだと思います」と話されていました。また、保険業界はまさに変革期にあり、兼業の保険代理店も増え形態が多様化しているので、経営者の高齢化や後継者問題など、どんな相談にも応じながら、それぞれに合った継続経営の支援をしていきたいと考えているそうです。
取締役支店長の永谷さんも「鹿児島支店は本当にゼロからのスタートとなるので、スタッフを増やし、しっかり足元を固めることが第一です。県内のすみずみの地域まで情報を伝えて理解して頂けるように、誠意を持って粘り強く対応していきたいです」と意気込みを話してくださいました。
我が社の自慢
新しい事業だからこそどんどん挑戦できる
まずは、保険代理店経営者の方々に寄り添い、対等な立場で話すことができること、さらに学びの多い仕事なので、自分の知識や経験を広げる機会に溢れています。保険業法と言う法律の下だけにとらわれる支援ではなく、各自の得意、専門分野でどんどん可能性を広げていける楽しみもあり、役割・成果主義のスタイルをベースにしていることから、やり甲斐を見つけられる会社と言えます。
何をやっている会社
保険監査アドバイザー
保険代理店の相談に乗り、法律改正に伴う体制整備や継続経営の支援をしている会社です。 金融庁の監督指針や保険検査マニュアルなど法的根拠による外部監査および内部監査体制の構築、業務マニュアルや各種規定の作成・指導・教育など、保険代理店にとっての弁護士的な存在として様々なサポートを行っています。