introduction

有限会社永照電気は南九州市にある電気工事会社です。「永く営業を続けながら、地元を照らし続けていきたい」という思いを元に、学校や市役所といった公共施設の電気工事から、個人宅などの地元に寄り添った案件まで幅広い電気工事を手がけています。社内の平均年齢38歳。同世代が集まる職場で、専門的なスキルを活かして働いてみませんか?

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有限会社 永照電気

鹿児島県南九州市

この会社の雰囲気

公共施設から個人宅まで。幅広い電気工事を手がける会社です

有限会社永照電気は、電気工事業や管工事業、電気通信工事業を行っている会社です。従業員数は約8名とやや小規模ではあるものの、薩南工業高校の大規模改修工事や、平和公園陸上競技場のナイター照明設置工事といった大型案件から、民間企業や個人宅の照明・コンセント取付や空調工事など地元に寄り添った案件まで、大小さまざまな建物の電気工事を担当しています。

近年は再生可能エネルギー事業にも力を入れていて、太陽光発電の設計や施工も行っています。

公共施設の電気工事から個人宅の

以前は下山電設という名前で営業していましたが、2020年に社名変更し、それと同時に社屋も新しくしました。変更後の永照電気という名前には「永く営業を続けながら、地元を照らし続けていきたい」という社長の思いが込められています。

代表取締役の河野社長は42歳で、社員の平均年齢も35歳と比較的若い社員が多い会社です。社員同士の年齢が近いことで社内コミュニケーションが円滑化に進み、それが個々人の働きやすさにも良い影響を与えています。

40年以上の歴史があり、地元に慕われている電気屋さん

永照電気が社名を変更する前の、下山電設時代について。

創業者が事業を始めたのは1980年代頃で、有限会社として法人化したのは1994年。その後、約4年半前に、現在の代表取締役である河野社長に代替わりしました。

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河野社長に創業者との関係について質問すると、血縁関係などの特別な間柄だったわけではないと意外な答えが返ってきました。

では、どういう経緯で継承に至ったのかを尋ねると、
「当時は県内にある大手の電設会社で働いていましたが、35〜6歳の頃に訳あって退職し、独立を考えていました。そんな時に知り合いの電気屋さんから、知覧の電気屋さんが後継ぎを探している、という話を聞いて当時の社長に会いに行きました」

そうして足を運んだ下山電設で創業者や同年代の社員と話す中で働きやすさを感じ、まずは社員として入社することに。その後しばらくして役員になり、約4年半前に社長に就任。社長就任の際は期待感だけでなく、社員やその家族まで食べさせていけるだろうか…と不安も大きかったようです。

社長の仕事は「働きやすい環境と仕事を作ること」

そんな河野社長に就任してからの4年半について尋ねると
「私の仕事は『社員が働きやすい環境を作ること』と『社員とその家族が食べていけるように仕事を作ること』だと思っています。その一環として近年は、再生可能エネルギー事業など新しい分野の開拓を積極的に進めています。会社としては売り上げの柱が増えるので良いことなのですが、現場を担当する社員からすると経験したことのない業務が増えて戸惑いもあると思います。

嫌々仕事をしている場合は、仕事が増えて大変だ…と思うかもしれませんが、永照電気の社員はそういった新しい分野に対しても面白がりながら、高いモチベーションで取り組んでくれるんですよね。とてもありがたいです」

社長の仕事は「働きやすい

「社長とはいえ私1人でできることは限られています。周りの人がいないと会社は成り立ちません。私自身、資格は持っていますが現場での作業が豊富なわけではないので、工事については得意な社員に任せています。だからこそ現場で頑張ってくれている社員にすごく感謝しているし、尊敬もしています」

そんな気持ちを表すように永照電気では、資格保有者に対して基本給与とは別に資格手当を毎月支給しています。また夏季と冬季の賞与の他に、売り上げが好調だった場合に限りますが、決算賞与も追加支給しています。

本当の意味で「地域を照らし続ける会社」を実現するために

今後の具体的な目標について尋ねると「会社のランクを上げることです」と語る河野社長。

鹿児島県の入札格付では、会社の業績や社内の資格保有者の人数など、様々な要素に応じて点数が付きA、B、Cとランク分けされる仕組みがあります。このランクは2年に一度見直され、上のランクになるほど受注できる仕事の規模が大きくなっていきます

本当の意味で地域を照らし

「地域を照らし続けたいという思いから新しい社名を永照電気と名付けましたが、現状はランクが足りないため市内の大規模案件に対応できません。本当の意味で地域を照らし続ける会社を実現するために、Aランク取得は大事な目標です」

「電気関係で何かあったら永照電気」という状況を作りたい

河野社長が描く理想の会社像は「社員が営業マンとなり仕事を取ってくる会社」です。

ここで言う営業マンとは、○○しませんか?と売り込むような営業ではなく、現場の社員が良い仕事をすることで、お客さまに「またこの人にお願いしたいな」と思ってもらう。そして次の仕事に繋がるような、広い意味での営業を指します。

電気関係で何かあったら

「永照電気には、○○さんに工事をしてもらえるなら次もお願いしたい、とお客さまから指名される社員がいます。それは社員が良い仕事をしたことでお客さまに評価されて、次の仕事に繋がったということです。そんな風に社員には、仕事が仕事を呼ぶような良い連鎖を繋げていってもらえたらと思います」

そうやって良い仕事を繰り返す中でお客さまと良い関係を築き、地元企業の中で「電気関係で何かあったら永照電気」と頭に浮かぶような状況を作りたいと考えています。

幅広い仕事を経験できて、成長できる会社です

永照電気では、大型案件から個人宅などの身近な案件までと仕事の幅がとにかく広いです。そのため入社当初は覚えることや勉強することが多く大変かもしれません。しかし視点を変えてみると、手がける仕事が増えるということは、自身の経験の幅が広がり成長する機会が増える、と考えることもできます。

また社員同士の年齢が近いことも幸いして、事務所と現場のコミュニケーションもスムーズに進んでいます。

例えば事務所が設計した図面に対して、現場の社員がお客さまとのやり取りの中で「これは変更した方が良いのでは?」と感じた場合は提案することもあるそうです。

今の職場で年齢の違いによる働きにくさを感じている経験者の方は、永照電気で働く未来を想像してみてはいかがでしょうか?

 

【ライター/福島 かざり(かざぐるま)】

働く人インタビュー!

有村純一さん

「資格を持っていなくても1から始められる環境です」

有村純一さん 勤続年数/14年

ー入社の経緯を教えてください
以前は今とは違うルーチンワークのような仕事をしていましたが、27歳の時に結婚をして、それをきっかけに転職を考え、ハローワークで求人を探しました。そこで前身の下山電設の求人を見つけて、電話をかけたのが入社のきっかけです。

ー転職することに不安はありましたか?
高校時代に電気科に通っていたこともあり、全く知らない世界ではなかったので不安は特になかったですね。手に職をつけてスキルを磨き、上の資格を取っていけたらいいな、と考えていました。

ー入社当初のことを教えてください
働き始めた頃は、電気科で学んだ経験があるとはいえ、材料の種類や使用方法を覚えるのが大変でした。電気工事は構造物の材質によって施工法が変わってくるので、建物に関する幅広い知識が必要です。大きい現場の時は他の業者の方もいますが、最初の頃はその人達が何をやっているかわからなくて、その都度尋ねながら仕事を覚えていきました。

ー 今の仕事で楽しいことを教えてください
電気自体は目には見えないものですけど、工事をすることで使えるようになります。そうやって形に残るのが嬉しいですね。あとは会社がある知覧は自分にとっては地元です。自分が担当した現場の近くを通った時には、電気工事によって地元に貢献できているのかも、とやりがいを感じます。

ー反対に、大変さはありますか?
今は体力が心配ですね。室内の工事も多いですが、最近は太陽光の仕事も増えていて外で作業する時間も多いです。また多い時は1日に10件の現場を回ることもあって、日報の欄が足りないほどです。現場から現場への移動時間が休憩になっているような日もありますが、個人的には単調な毎日よりも楽しいですね。

ー社長が変わったことで、働き方に変化などありましたか?
特に変わったことといえば、たまにポロッとタメ口が出てしまうくらい話しやすくなったことですかね。社長の提案に対しても、自分の考えを述べることができるようになりました。
その中で「その提案良いね」と言ってもらえることもあります。それ以外は、有給を使って大事な日に休めるようになりました。仕事柄、休日出勤もありますが、その分は平日に休みを取ることができています。

ー 最後に有村さんから、未来の仕事仲間に向けてメッセージをお願いします
自分自身は高校の時に電気工事士の資格を取っていましたが、資格を持っていなくても1から始められる環境だと思います。入社時に電気のことを知らなくても本人にやる気があれば会社は後押しするし、育てられる環境もあります。
そうすることで、資格も案外早い段階で取れるんじゃないでしょうか。できることが増えると、仕事がますます楽しくなりますよ。

求める人材

求められる人物像

永照電気が求めているのは「お客さまと会話ができる人」です。

具体的には、お客さまからの質問に対して的確な答えを出し、その内容を踏まえて提案ができる人。

とはいえ、高度なコミュニケーション能力を必要としているわけではなく、何か尋ねられた時に、曖昧にごまかしたり、知ったかぶりをしたりしないこと。

何か分からないことがあった場合は「社長に確認してみます」と返答してもよい。現場で直接的なやりとりをするのは社員ですが、会社全体で対応していければ良いと考えています。

お客さまが抱いている不安や疑問を解消することで、少しずつでも着実に信頼関係を築いていける、そんな人材を求めています。

会社について

事業所名
有限会社 永照電気
代表者
河野 洋一郎
設立年月日
1996年10月
資本金
2,000万円
従業員数
5名
事業内容
電気工事業・管工事業・電気通信工事業
企業URL

仕事について

雇用形態
正社員
給与
200,000円~294,000円(所持資格によって変動、賞与有、昇給有)

通勤手当:全額支給(鹿児島市から通っている社員もいます)
家族手当:10,000円
資格手当:3,000円~20,000円
勤務エリア
鹿児島県南九州市
勤務地(詳細)
有限会社 永照電気
(南九州市知覧町郡17406-1)
勤務時間
8:00-17:30
勤務時間 備考
業務によっては休日出勤する場合があります(平日に代休取得可能)
休日・休暇
年間休日数 87日
(年間カレンダーによる週休二日制(第2・4土曜日休)、夏季休暇、年末年始)
福利厚生
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
厚生年金退職金制度(建設業退職金共済)

応募について

応募資格・選考基準
▶応募資格など
・電気工事の実務経験
・施工監理の実務経験(あれば尚可)
・普通自動車免許(AT限定不可)

▶その他
・電気工事施工管理技士 資格保有者歓迎
・年齢は、59歳以下(60歳定年のため)
 20代〜40代あたりが望ましいですが、転職や中途採用の場合は年齢に限りはありません。
選考プロセス
まずは下記フォームよりご応募ください
その後、必要書類を送付していただきます
 ①履歴書(写真貼付)、職務経歴書
 ②経験者の方は工事経歴書もご郵送ください
応募書類到着後、書類選考及び面接となります
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